今年の初旬に情報番組で紹介されていた100均アク取りブラシ。以前から存在は知っていましたが、「どうせたいしたことないだろう。」と思っていました。ところが番組内の検証で一般的なお玉で取る方法と比べてみると、互角かそれ以上の成果が出ていたのです。「これはおもしろそうだ!」と思い、実際に試してみたくなりました。
特徴的な点をあげると、ブラシの根元の金具が上下にスライドするようになっています。
この部分がポイントで、使用後に洗って乾かす際に、きっちりとハケの根元まで洗え、乾燥もしっかり出来る作りになっています。
また、柄の上部が吊り下げられるような作りになっています。
これも乾燥させる際に便利ですし、吊り下げて収納することが可能です。
色は私が見つけられたのは黄色一色のみです。出来れば白や黒が欲しかったのですが、見当たりませんでした。
実はキャンドゥで売られていたアク取りブラシは柄の部分が黒なんです。ダイソーで在庫がないときに見つけて大変心惹かれたのですが、吊り下げられないつくりだったのでやむなく断念。やはり吊り下げられるメリットは大きいです。色を重視するのか、利便性を重視するのかが選ぶポイントになってくるかもしれません。
後日ダイソーへ向かったところ、残念ながら品切れ。店員さんに話を聞いてみると、TVで紹介されて以降品切れが続いているとのことで、入手困難な状況に。無いと言われると余計に欲しくなってきてしまい、その後ダイソーへ行くたびにアク取りブラシを探したもののずっと在庫切れ状態。半年以上待って、ようやくゲットできたので使い勝手を検証してみたいと思います!
目次
アク取りブラシとはどんな物?
まずは簡単に商品の概要と使い方をご紹介します長さ | 26センチ |
えの太さ | 1.2センチ |
ハケの長さ | 8センチ |
重さ | 19グラム |
実際にアク取りブラシを使ってみる
さて実践です。 事前準備としてお碗などに水を入れておきましょう。あくを絡め取ったブラシを洗いながら使うためです。 正直な話、ズボラな私は普段お玉を使ってアクをすくってそのまま流しにポイっと捨てていたので、お椀を準備するのはちょっと面倒だなと感じてしまいました。ですが使ってみるとブラシにアクが絡み付いてスーッと取れていくのが面白くてどんどんアクを回収することが出来ました。こんな仕事をしてくれるならお椀の準備も苦になりません(笑) では具体的に使っている写真をご覧ください。 卵と豚肉を甘辛く煮ているときの写真です。今まではお玉の端が卵を傷つけてしまったり、細かい部分に貯まったアクを取り除くのが難しかったのですが、ブラシなら食材を傷めることなく、細かい部分までアクを取り除くことが出来ました!これはとっても便利。 かゆいところにしっかり手が届きました。アクだけを絡め捕るので煮汁が減ることもなく大満足です。 お肉をガンガン茹でているので大量のアクが発生しましたが見事に取る事ができました。 次は鳥むね肉でハムを作るために丸ごと茹でている写真です。 使用後はしっかりと台所用洗剤で洗った後、乾燥させてくださいね。この際に金具がスライドすることが活きてきます!ブラシは樹脂製なので簡単に汚れが落ちますし、乾くのも早いです。アク取りブラシを使ってみた感想
さまざまな料理を作る際に出現するアクですが、料理の種類によってお玉とブラシを使い分けるのがベストかなと思いました。お玉の方が向いている場合
- 傷つく心配がない食材を茹でるとき
- 煮汁が減っても問題ないとき
- 具体例:冷シャブ用の肉を茹でる、単純にお肉の下茹で、ハムやチャーシュー作りなど
アク取りブラシの方が向いている場合
- 煮崩れの心配があるものや、繊細な食材のとき
- 細かい食材にアクが入り込んでしまうとき
- 煮汁を減らしたくない時
- 具体例:煮物、カレー、シチューなどなど