コストコではおなじみの冷凍イカ。買いたいなあと思いつつ、お肉に比べたら割高だし、なかなか手を出すことが出来ませんでした。昔はもう少し安くて1,000円台で買えていたと思うのですが、今は2,000円を超えています。そんな焼きいかがクーポンで割引になっておりギリギリ1,000円台で買えるという事、さらにはお盆休みの開放感もあって勢いで購入を決定。久々の購入でしたがやはり美味しく家族にも大好評だったのでご紹介したいと思います。
やはりそのまま食べることが出来る惣菜やボイルイカは手間がかかっている分割高ですね。商品形態がほぼ同じお惣菜の炙り焼きイカと定価で比較してみても107円の差があります。お酒のつまみに毎日焼きイカが食べたいと言うような方には確実にコストコの焼きイカがおススメです。
価格だけ見てみるとイカ短冊切り(冷凍)が圧倒的な安さです。イメージとしては冷凍シーフードミックスの中に入っているようなイカです。中華丼の具や、きゅうりの酢の物に入れたりと主婦にはなかなか使い勝手の良さそうなイカです。だったらこのイカで十分じゃないのかと思ってしまいます。ただおつまみとしていただいたり、焼きイカのうまみのようなものはこのイカでは出すことが難しそうに思えます。ではコストコの焼きイカは最安値の冷凍短冊切りイカより値段が高い分使い勝手が良いのでしょうか?
目次
やわらか焼きイカとはどんな商品なの?
- イカの胴体部分が加熱調理済みでカットされています。
- 冷凍されていて1kg入っています。
- 冷凍保存されているので使いたい分だけを取り出すことが出来ます。
- 加熱調理済みなので解凍したらそのまま食べることが出来ます。
さてもう少し詳しく見てみます。 パッケージの商品のサイズは縦35cm、横24.5cm、厚さ8cm位です。コストコのお買い物では冷凍保存をすることが多いので、ご自宅の冷凍庫の空き容量をどのくらい確保しておくかは重要になってきますね。
中に入っているイカの大きさはおおよそ、幅1cm、長さ2cm~16cm、身の厚さ0.7cmとなっています。長さにはバラつきがありますが、調理する際は冷凍のままでも簡単に包丁で切ることが出来るので問題はないです。おつまみ感覚でそのままだべる際は長いイカを取るとラッキーと思えます! 味はすでに砂糖や塩、その他調味料で薄めに調味されています。なのでそのまま食べても美味しく料理にも幅広く使えます。賞味期限は製造日から1年間。安心長持ちの冷凍食品ですが、我が家ではあっという間になくなってしまいます。 さて気になる価格ですが2018年8月現在の価格は2,148円。今回はクーポン割引が251円あったので、実際は1897円で購入することが出来ました。やわらか焼きイカは本当にお得なんだろうか?
製造元である株式会社辻野さんのホームページを拝見すると同じ商品が税込み1,900円で販売されています。商品としてはこちらの方がお安いのですが、送料が本州だと1,100円ほどかかるようなので、コストコ会員の方ならやはりコストコで買ったほうがお得なようです。 1kgもあるイカを2,000円近くも出して買うのですから、主婦としては実際スーパーで売られているイカに比べたらどれほど得なのかが気になったので調べてみました。近所のスーパーで売られていた主なイカの商品価格との比較です。季節や地域などで価格も変わってくると思いますので、あくまで目安にしてくださいね。商品名 | 100gあたりの価格(税込み) | 注釈 |
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コストコやわらか焼きイカ(冷凍) | 割引後190円(定価215円) | |
するめいか(ボイル)1杯 | 193円 | 1杯約200gとして計算(387円/1杯) |
炙り焼きイカ(惣菜) | 322円(最高値) | この商品が形態としては一番近い |
イカの唐揚げ(惣菜) | 224円 | |
イカリング(ボイル) | 300円 | |
生イカ1杯 | 161円 | 200gの1杯全て可食部と考えて100g換算 |
イカ短冊切り(冷凍)要加熱調理 | 146円(最安値) | |
イカリング(冷凍)要加熱調理 | 215円 |
実際に柔らか焼きイカで色々と作ってみました。
焼きイカそのままで
まずは単純に焼きイカとしてそのままいただいてみます。冷蔵庫で解凍した状態でも食べられますが、フライパンなどで少し焼いてから食べたほうが香ばしさも加わりとっても美味しいです。どんどん食べられるので、気をつけないとあっという間に消費してしまいそうです。主人いわくこのイカさえあれば他のお菓子のようなつまみはいらないそうです。イカさえあれば良いと断言していました。アヒージョ
以前コストコのガーリックオイルでもご紹介させていただいたのですが、この焼きイカを使ったアヒージョもどきです。ガーリックオイルにイカから出る出汁が混ざってスープも飲み干したくなるような美味しさ。イカだけを使うともったいないのでシメジなどのきのこ類でかさを増して作ります。ですがきのこにもイカの旨味たっぷりのエキスがしっかりと染み込んで美味しくなり、量も増えて大満足。にんにくの風味ともしっかりマッチして言うことナシの美味しさでした。ブロッコリーとイカの炒め物
メインのおかずとして作ってみたのが、ブロッコリーとイカの炒め物です。ふだんこの料理は豚肉を使って作ることが多いのですが、今回は豚をイカに変えて作ってみました。豚肉のうまみももちろん美味しいのですが、いつものワンパターンなメニューもイカに変えることによって新しい美味しさを発見。やはりイカの出汁のおかげで簡単な炒め物がグッと風味豊かに仕上がります。野菜炒めなど炒め物のお肉をイカに変えるだけで普段とは違った美味しさを提供できます。マリネ
今度は火を通さず解凍しただけのイカを使ったマリネです。メイン料理ではありませんが、イカを使うことでちょっとグレードアップした副菜になりました。主人は普通の酢の物より、イカが使われているマリネは美味しいと言って食が進んでいました。焼きイカ自体に調味加工されていますが、薄味なのでマリネやサラダなどのおかずにも問題なく合わせられます。さらに解凍してそのまま使える便利さがこういった料理のときはお手軽で時短になりました!イカの炊き込みご飯
おかずだけでなく主食にもしっかりと使えます。ますはイカの炊き込みごはん。一口大に切ったイカと千切りにしたしょうが、和風だしとしょうゆ、みりんを加えて炊飯するだけです。炊いているそばからイカ飯の美味しい匂いが漂ってきました。匂いだけで美味しいです(笑) 炊き上がってふたを開けると部屋中にイカの美味しい匂いが充満しました。ご飯にイカの旨みがしっかりと染み込んでいます。おかずがなくてもこれだけで何杯も食べられそうです。ふだんおかずばかりでご飯をあまり食べない娘ですが、このご飯は美味しいと言っておかずがなくてもぱくぱくと食べてくれた上に、おかわりまでしてくれました。母としてはそれだけで作ってよかったと嬉しくなりました。イカ焼きそば
最後に主食をもう一品。3食で78円の激安焼きそばを使ってイカ焼きそばを作ってみました。付属の粉のソースは使わず、冷蔵庫に残っている野菜とイカをガーリックオイル炒めて麺を投入し、塩コショウとしょう油で味を調えて完成です。イカの出汁のおかげでうまみは十分につきます。我が家では週末の昼ごはんにうどん、そうめん、焼きそばなど何かと麺類が登場します。今回焼きそばの具材がイカに変わっただけで家族の反応が良くなりました。毎回と言うわけには行きませんが、こうしてたまに変化をつけることも大事だなぁと思いました。 ほかにもイカのフリッターやお好み焼きの具、トマト煮込みなどバリエーションはまだまだ沢山ありそうです。せっかく買ったイカなので色々と挑戦してみたいと思います。やっぱり使い勝手も味も抜群のやわらか焼きイカ
正直言ってお肉を100g当たり100円以下で調達している我が家にとって、このやわらか焼きイカのお値段はぜいたく品の部類に入ることは間違いないです(汗)ですが、今回スーパーなどで手に入るイカの商品と比較してみた結果としては、- 下処理が不要で簡単便利。
- カットした状態で冷凍保存されているので少量ずつでも使いたい分だけ出せる。
- 加熱調理済みなので解凍するだけで食べられる。
- 薄味つきなのでそのままでも美味しいし、幅広い料理に応用が出来る。
- 単なる冷凍イカとは違って旨みがすごい。